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未経験でも「就職できるWebデザイナー」へ!重要な3つのポイント

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グーグル先生で検索すればWebデザイナー(ウェブデザイナー)になるための記事は数多く見かけます。さすが一昔前に人気があった職業です。
今でも稀にメディアで人気のある職業として取り上げられるケースも見かけますが、ブラック感や薄給といったイメージが先行してしまい、人気に大きな陰りが見えるのは業界人として身に染みて感じています。

しかし、求人サイトに採用をかければ数多の募集が来るWebデザイナー、広告運用オペレータとは雲泥の差です!そこで今回は今更ながらWebデザイナーになるためのポイントをまとめてみたいと思います。しかし少し視点を変えて「就職できる」という観点を加えてみましょう。

1.実は狙い目、あまり見かけない資格取得者

就職に有利と言われる割に、実はあまり見かけない資格取得者。もちろんWeb系の資格ですよ。営業の採用であれば簿記やTOEIC、稀に防火管理者、足りないところを補おうとMOSを一生懸命取得してくるなどの方もチラホラ見かけます。

しかしWebデザイナーに至ってはほぼ皆無。「資格より実力でしょ!」というクリエイター気質がそうさせるのかもしれませんが、未経験や経験が少ないWebデザイナーにとっては、基礎が理解できていることをアピールできる重要なアイテムです。面接でもプラスに働くと言っても過言ではないでしょう。

ちなみに個人的にオススメなのがコレ↓
・ウェブデザイン技能検定
厚生労働大臣管轄の国家検定ということで、試験の品質が担保されている点で評価できます。しかも3級にいたっては業界未経験でもITに関する知見と、自身でホームページを作成した経験があれば合格可能な内容です。しいて言えば、実技があるため億劫になるかもしれませんね。

その他にも取得しておけば面接官に「おぉ~これなら基礎は問題ないな」と思われる資格はたくさんあります。ライバルから一歩抜きんでる為にWebデザイナーであっても、資格取得はオススメですよ。

2.実績持たずに何を見てもらうつもり?未経験でも実績を!

「就職できるWebデザイナー」はしっかりと自分をアピールすることができます。口八丁手八丁なWebデザイナーであれば問題ないですが、わたしの知る限り稀有な存在でしょう。よってアピールするためには実績となるものが必要です。

実績を持参せずに面接に挑む場面を想像してみてください。例えるなら防具も剣も持っていない状態で中ボス(1次面接)に戦いを挑んじゃった感じ。
さて結果は・・・
1ターンで玉砕ですよね。前項の「資格取得」を防具とするならば、Webデザイナーの剣と言えばやはり実績です。実務未経験者にはハードルが高いことは重々承知の上ですが、逆の立場からすると、その努力や姿勢、そしてキラリと光るセンスを見つけることができます。そして何より会話が続くのです・・・。

もちろんWebデザインだけが実績ではありません。過去に描いたイラストでもいいし、水彩画でもOKです。極端なことを言えば水墨画なんてものも面白いかもしれません。ぜひ自分なりのアピール方法を練ってみてください。

3.企業が求めているデザイナーになれ!一歩先を見据えた戦略


企業によってWebデザイナーに求めているモノが実は大きく違います。
ディレクターの指示のもと、寡黙に作業できるデザイナーを求めるケースもあれば、反対に自ら意見を出し、ゼロから考えることができるデザイナーが必要な企業も多くあります。
自身のなりたいサマをアピールすることはとても重要です。しかし「就職できるWebデザイナー」であれば、企業の特色ごとに面接内で臨機応変に対応できる能力を身につける必要があります。

では企業ごとに求める人材の違いをどこで見分けるのか。

言うのは簡単ですが、これがなかなか難しい。しいて言うならば、面接官が営業や人事系なのか、それとも直属の上司となるクリエイティブ系の人物なのかという視点です。
営業担当は人事は自らデザインをすることはありませんから、仕事を依頼するとなればイメージを伝えただけで形にしてくれるデザイナーを欲しがります。また会社全体で活躍できる人物として面接するケースも多く、考えや意見を出すことができるデザイナーの方が印象がいいはずです。(もちろんすべてではありません。)

オチはやっぱりコミュニケーション

とは言いつつも、やはり大事なのは身だしなみとTPO、そして2割程度のコミュニケーションです。それを言っては本末転倒ですが・・・。
やはりWebデザイナーだからと言って、Tシャツ短パン、挨拶もしない未経験者を採用してくれる企業は稀でしょう。少なくともジャケットスタイルに初めの挨拶、そして多くは語れる必要はありませんが、面接官の質問にしっかりと回答できるだけのコミュニケーション程度は身につけましょう。

弊社でも稀にWebデザイナーの求人を出しているので、是非採用サイトを覗いてみてください。

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この記事を書いた人
Livewire 編集部Livewire 編集部
Web、マーケティングに携わる方々へのインタビューを通して、ビジネスの背景やお考えをご紹介します。今後は、他の分野にも取材先を広げていく予定です!
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