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LP攻略はサンドイッチにあった!?5分で理解できるLP攻略の鍵

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LP(ランディングページ)の改善や制作のコツと言えば「ファーストビューが全て」「フォームでの離脱を防ぐ」「とりあえずABテスト」と再三再四の如く耳にしたことがあるでしょう。
そしてWeb担当者であれば、いずれか一度は試したことがあるはず。

しかし言うは易く行うは難し、結果を出すにはなかなか至難の業。今回は、なかなか結果が伴わないランディングページ攻略のコツを紹介したいと思います。まさかのヒントはサンドイッチにあった!?

LPは上から下へ読まれるはウソだったのか?

ランディングページといえば1カラムで縦長が特徴です。よって上から下へ記事が読まれるため、下にいくほどに購読率が落ちると言われています。しかし実際には段々と購読率が落ちていくケースは稀で、飛び飛びで見出しや画像、キーポイントとなる1文に注目され、それ以外はスルーされるケースが多いのが現実です。

下の図は「右側のバナーなんて読まれないよ」を証明した海外サイトのヒートマップですが、本文を見てみると読まれているポイントが飛び飛びのサンドイッチ状になっているが分かります。


https://www.nngroup.com/articles/banner-blindness-old-and-new-findings/

ランディングページになると、より顕著にこのようなサンドイッチ状態になります。もし訴求したいキーワードがサンドイッチの具の部分にあたり、全く見られてないとしたら・・・悲しいだけでは済まされない事態が勃発です。
では、このサンドイッチ状態のままランディングページの成果を高めるためにはどうしたら良いのでしょうか。

LPの成果(コンバージョン)を高めるポイント

サンドイッチ状態を逆手に利用したコンテンツ作り

一定間隔で閲覧・スクロールを繰り返すユーザーの行動特性を活かして、キーポイントとなる訴求ワードを表示していきます。手を止めた瞬間にユーザーの欲しい情報が目に入るよう調節することが重要です。
適切だったかを測るにはヒートマップをはじめとしたサイト可視化ツールを使用します。サンドイッチの具の量が適切だったのかを測りつつ、しっかりとPDCAをまわすことによってコンバージョンUPに貢献できるはずです。

難しいキーワードを使いすぎない

成果への近道は、もちろんサンドイッチの具の量だけではありません。
ランディングページはユーザーの課題を解決する窓口ページです。にもかかわらず、難解なキーワードを羅列したことにより課題(疑問)が増えてしまっては本末転倒です。
ランディングページはターゲット層全般のリテラシーに合わせた言葉で極力作成するようにしましょう。

Jqueryのエフェクトはここぞ!という時に絞る

ご存知の方も多いと思いますが、Jqueryのエフェクトを用いることで記事の一部を注目させることが出来ます。昨今はほとんどのランディングページで何かしらのエフェクトがかかっていますよね。
しかし一方では制作側の自己満足でエフェクト祭りとなっているページも数多く見かけます。
ユーザーは広告などから辿り着いたランディングページは流し見するケースが多く(サンドイッチの具の量がとても多い状態)、エフェクトをかけすぎてしまうと、コンテンツが出現する前にどんどんとスクロールされてしまいます。
せっかくのキラー記事が水の泡・・・なんてことにならないようにJqueryでエフェクトをかける際には、ここぞ!だけに抑えるのがオススメです。

基本に忠実から一歩先へ進んでみよう

成果に結びつかないランディングページの一部は、良かれと思って対策したであろう施策が裏目に出ていることがあります。
基本に忠実に制作することは成功への第一歩であることは間違いありませんが、競合他社含め、みなさんが基本に忠実にしていてはユーザー離れも駆け足でしょう。
そんなときは一歩進んで、違う視点からランディングページを制作してみても面白いと思いますよ。

無料でヒートマップを始めるには

前述したように、サンドイッチの具の量を調べるのはヒートマップツールが最適です。しかし導入しようとすると月額2万円~10万円といった費用が発生します。
手を出すには勇気がいる金額、そこでオススメなのが無料で利用することができるヒートマップツールです。

① ClickHeat

完全無料で利用できる点がポイント。インストールしてからのJavaScript埋め込みなので少し手間ですが、ソースコードに慣れている人なら気軽に導入できるでしょう。

② mouseflow

クラウドベースで利用できるためインストール等は不要です。埋め込みは必要ですが容易にはじめることが出来るでしょう。ただし月に500PVしか計測してくれませんので注意が必要です。

効果検証、LPOなら

ランディングページも効果検証、最適化が必須です。しかしLPOといえばABテストだ!なんて風潮がある今、しっかりと最適化出来ているケースは多くありません。
今こそサンドイッチの具を自社好みにカスタマイズしてみてはいかがですか?ランディングページ制作やLPOのお問い合わせはこちらでございます。

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この記事を書いた人
Livewire 編集部Livewire 編集部
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