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【初心者向け】リスティング広告の特徴

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【初心者向け】リスティング広告の特徴

リスティング広告を出稿する前にしっかり特徴を理解しなければ、残念な結果になってしまうかもしれません。
 
そうならないためにしっかりと理解をし、対象プロモーションに適している広告か判断をしましょう。
 

リスティング広告の特徴

  1. モチベーションの高いユーザーに広告を見せることが出来る!
  2. 検索結果の上位に表示させることができる!
  3. 低予算での広告の配信が可能!
  4. リアルタイムで効果を確認できる!
  5. 配信開始後も細かい運用ができる!
  6. 認知の拡大にはあまり向いていない
  7. 意図していないユーザーにクリックされてしまう可能性がある
  8. 広告のリーチに限界がある

ではリスティング広告の特徴について、詳しく見てみましょう。

① モチベーションの高いユーザーに広告を見せることが出来る!

「検索する」ということは検索キーワードの情報を知りたがっている、強い関心を持っているということになります。
知りたい!という気持ちが検索するという能動的な行動につながっているので、検索結果に表示された情報には強い関心があるはずです。
そのような人を対象に、広告を表示させることができるので、リスティング広告はより高い効果が期待できます。
 
能動的な検索

② 検索結果の上位に表示させることができる!

リスティング広告は自然検索の結果よりも上に表示される枠が設けられています。
そのため、自然検索では上位に表示させることが難しい…という場合でもリスティング広告では広告の品質や入札価格次第で上位に表示させることも可能です。
 
例)Googleの検索画面
 
Googleの検索結果

③ 低予算での広告の配信が可能!

リスティング広告は「クリック課金制」のため、クリックがされない限り、広告費は発生しません。また、1クリックあたりの上限価格(=入札価格)も設定が出来ますし、1日あたり・1ヶ月あたりの予算も自由に決められるので、消化コストの調整も出来ます。
そのため、低予算での出稿が可能となっています。

④ リアルタイムで効果を確認できる!

リスティング広告は現在の配信状況をすぐに確認が可能です。
いくら広告費を使用したか、何回クリックされたか、何回コンバージョンされたか、などすべてを把握し、運用改善につなげることができます。
 
例)GoogleAdWordsの管理画面
 
Googleの広告管理画面

⑤ 配信開始後も細かい運用ができる!

前述で説明したとおり、リアルタイムで配信状況を確認できるため、配信を進めていくと、「このキーワードを検索するユーザーはコンバージョンしやすい!」など効果の良い・悪いキーワードがわかってきます。その際に効果の良いキーワードは上限クリック単価(=入札価格)を上げる、効果の悪いキーワードは上限クリック単価を下げるなどの入札調整が出来ます。
 
他にも、クリエイティブの変更や消化コストの調整も行えますし、配信開始・停止も簡単です。
リスティング広告の配信を始める前は、「効果がどのくらいかわからない…」「とりあえず1ヶ月だけ配信しようかな…」など配信期間を短く設定していた場合もすぐに配信期間を変更したり、逆に「効果が悪いからもう配信をやめたい…」という場合も配信の停止も出来ます。
 
例)GoogleAdWordsの管理画面
 
Googleの広告管理画面で配信の切替
 
(※④と⑤は運用型広告全てに言えます。)

⑥ 認知の拡大には向いていない

リスティング広告は検索連動型広告なので、ユーザーが検索しないかぎり、広告は表示されません。
そのため、プロモーションの目的が認知の拡大の場合や全くプロモーション対象を知らない人や知っているけど検索はしないなどという潜在層にあたるユーザーにも広告を配信したい場合、広くリーチが獲れるような媒体で用いる方が好ましいでしょう。
たとえば、ディスプレイ広告やSNS広告で不特定多数の人をターゲットとして、配信をした方がよりニーズに合っていると言えます。

⑦ 意図しないユーザーにクリックされてしまう可能性がある

ユーザーが検索したキーワードと連動して広告が配信されるため、こちらが意図しないユーザーに広告が配信される可能性があります。
特に配信初期段階では、コンバージョンが獲得出来るキーワードを探すために部分一致でキーワードを設定すると、キーワードが派生するため、想定とは異なるキーワードで配信され、クリックされてしまうということも起きてしまいます。
 
間違えてクリックした場合も広告費がかかってしまう

⑧ 広告のリーチに限界がある

ユーザーが検索したキーワードと連動して広告が配信されるので、登録したキーワードごとに検索ボリュームに限界があります。
そのため、いくら「もっと表示させたい!」と思っても、表示回数に限りがあります。
また、ユーザーがアクションを起こしやすいキーワードは2語や3語の具体的な言葉の組み合わせや、専門的な言葉が多い傾向にあります。
 
例えば、プロモーション対象を「結婚式場」として考えてみます。

  • ユーザーが「結婚式」と検索 → 検索ボリュームが多い=アクションにつながりにくい
  • ユーザーが「レストランウェディング 目黒」と検索 → 検索ボリュームが少ない=アクションにつながりやすい

上記では、2つ目のキーワードは具体的な言葉で検索をしているため、元々の検索ボリュームが少ないです。よって、表示回数も少なくなります。
 
このことから、アクションを起こしやすいキーワードばかりを配信させると、配信がなかなか進まなくなってしまう可能性があるので、注意しましょう。

まとめ

以上のことより、リスティング広告は顕在層への配信と低予算からの出稿が、可能なのでとても費用対効果が高いです。そのため、Web広告を初めて配信するのであれば、リスティング広告を始めることをおすすめします。

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Livewire 編集部Livewire 編集部
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