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参考にしたいキャリア採用サイト4選

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以前ご紹介した「2019年クリエイティブな新卒採用サイト5選」につづき、今回は参考にしたいキャリア(中途)採用サイトをご紹介します。

採用系のサイトは弊社でもお手伝いすることがあるのでディレクター自ら要必見です!はたしてターゲットの違いによるクリエイティブの違いはあるのか?チェックしていきましょー

求人サイト運営のノウハウがつまっている

株式会社マイナビ https://www.mynavi.jp/saiyou/career/

求人サイトの運営も行う株式会社マイナビ。

過度なデザインや情報をそぎ落とし、「中途採用」に特化したコンテンツだけが非常に分かりやすく、シンプルにまとまっています。

ナビゲーションバーはすべて上部にまとまっており、空き時間にスマホでさくっと見やすいデザインです。このあたりはさすが日頃からターゲット層に精通している業界ならではです。

スペシャルコンテンツでは、実際に中途入社した社員へのアンケート結果が掲載されています。良い面も悪い面もあわせて書いてあるので、今後の職場環境をかなり具体的にイメージできますし、隠さず載せていることで企業に対する信頼感も得られることでしょう。

採用サイト感のない採用サイト

トヨタホーム販売会社グループ http://toyotahome-career.jp/

住宅の企画提案、設計、施工、インテリア、アフターサービスまでを行うトヨタホーム販売会社。「さあ、人生をごいっしょに。」というメッセージと共に、ひたすら集合住宅の空撮映像が流れます。

各コンテンツでは、トヨタグループならではの「安心な住まい設計」についてアピールされており、見ているうちに就活を忘れてついつい住宅の購入を検討してしまいそうです。

お客様よりもまず、社員を自社のファンにするのも採用戦略かもしれません。

デザインは白地の背景に青・ピンク・オレンジといった明るい色が基調となっており、住宅販売会社ならではの、日々の暮らしも明るくデザインしてくれそうなイメージになっています。

また応募を迷っている段階でも、「とりあえず登録」ができるシステムになっており、個々の事情に合わせた採用を行う企業努力が感じられます。

とにかくカッコいい

HONDA http://www.honda-jobs.com/

サイトにアクセスした瞬間、走り抜ける赤いスポーツカー。レーシングバイクやメカニックの人々を映した動画が流れ、思わず格好良いな~と見入ってしまいます。

スクロールしていくと、「べた張り写真+メッセージ」のみのコンテンツリンクが表示されますが、見た目的には非常にシンプルなデザイン。ただ、メッセージと写真がいちいち格好いいので、自動車メーカーに憧れを持つユーザーへの訴求力は高そうです。

経営理念・会社理念というとお堅くなりがちな部分を「HONDAISMホンダイズム」と称し、遊び心あるデザインにまとめています。それぞれのメッセージにカーソルを合わせると、詳しい内容が表示されるようになっています。

全体がコーポレートカラーの赤で統一されており、これぞHONDAといったブランド認知を生かしたサイトになっています。

ワークライフをテーマにした充実のコンテンツ

Cybozu https://cybozu.co.jp/company/job/recruitment/

こちらはキャリア採用専用サイトではないですが、「ワークライフ」という観点からみたコンテンツが充実していたのでご紹介します。

「100人いたら100通りの働き方」があってよいという考えの元、さまざまな働き方チャレンジをおこなっている株式会社サイボウズ。女性の出産・育児を考慮した働き方の提案に留まらず、副業勤務、最長6年の休暇がとれる育自分休暇を設けるなど多様な働き方を認めています。

働き方チャレンジについて熱く語る「社長インタビュー」や、働き方改革について女王アリが愚痴をこぼす動画など今のワークスタイルを見つめなおすきっかけとなるようなコンテンツが充実しており、多様な働き方を提案するサイボウズっていい会社だな。と見ているうちに入社意欲が高まります。

まとめ

新卒採用サイトはどちらかというとインパクト重視という感じでしたが、キャリア採用サイトでは「ダイバシティ」をテーマに、自社でどのような働き方が可能なのか、どのような取り組みをしているのかをしっかりコンテンツ化してアピールしている企業が多い印象でした。

特に女性は、結婚・出産・子育てといったライフイベントを経験することで、新卒の頃とは働き方や仕事に対する考えが大きく変わってくるでしょう。

少子高齢化による労働人口の減少が問題視されている昨今、企業はさまざまな事情を抱えた人たちを労働人口として確保できるよう「多様な働き方」を提供しているようです。

採用サイトではそれを上手くアピールする工夫が必要ですね。

また、キャリア採用となると、入社日もバラバラ。すぐには転職できない人も多くいます。そういった事情を考慮し、キャリア採用サイトでは、自社に興味を持ってもらうだけでなく、いざ転職となるまでターゲットを逃がさない工夫をする必要がありそうです。

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Livewire 編集部Livewire 編集部
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